追記
ここへの訪問者が多い(謎)
カセットガス(まとめ)
http://dxvacation.com/article/410739127.html
・・・にまとめました。
2014年12月16日
------------------------------------------------------------------------------------------
結論を言えば、
燃焼エネルギーは、ほぼ同じで、( 42.8 kJ/g )
沸点の違い(寒冷地で、影響が出る)
(依って、圧力( 蒸気圧 [hPa] )の違いで、容器が違う)
通称 プロパンガスの事をLPGと言いますが、同じではない
*後述
*私の使っているのは、デイリーユース
カセットガスについて。
備える.jp > 備え・防災を学ぶ > 燃料・エネルギーの備蓄
http://sonaeru.jp/provision/energy/tt20100126a01/
ガスの容量はJIS規格(JIS S2147)で定められており、通常220[g]〜250[g]と定められています。
ブタンの温度がマイナス0.5度になると、蒸気圧が大気圧と等しくなり、気体のブタンは外に出てこなくなります。
そのため寒い場所では、通常のカセットガスボンベは使用できず、寒冷地仕様のボンベを使用します。
寒冷地仕様のボンベにはブタンではなく、イソブタンが詰められています。
イソブタンは沸点がマイナス11.7度と低く、ブタンの沸点であるマイナス0.5度でもボンベ内の蒸気圧は大気圧より高くなります。
そのため寒冷地でもガスがボンベの外に吹き出せ、カセットコンロが使用できるのです。
http://sonaeru.jp/provision/energy/tt20100128a01/
カセットガスの消費期限は、中身ではなくボンベの耐久性によって定まります。中身であるブタン、イソブタン、プロパンは、長期間保存しておいても成分が劣化することがないため、カセットガスには消費期限が定められていません。
その後1997年にカセットガスボンベの規格が見直され、ボンベの直径、全長、切り込みの場所と大きさ、ノズルの長さなど、細かな点までサイズの指示がなされる様になりました。
結果1997年のJIS規格改正以降に製造されたカセットガスボンベであれば、メーカーを選ばずカセットコンロにつなぐことができます。
缶が破壊される原因は、主に気体ブタンの蒸気圧に起因します。
ブタンの圧力は、温度が15度であれば1,500[hPa]と、地上における1気圧(1013[hPa])とそれほど変わらずボンベは安全です。
しかし30度で約2,500[hPa]、推奨の限界温度である40度では約3,500[hPa]と、急激に圧力が高まります。
夏場の車内などは気温が60度近くまで上昇しますが、この温度の気体ブタンの蒸気圧は6,000[hPa]を超えます。この程度でボンベが爆発することはありませんが、危険な状態になります。
車中の保管の際には、サンシェードを設置したり、クーラーボックスにボンベを入れるなどの対策が必要です。
http://sonaeru.jp/provision/energy/tt20100202a01/
「ノーマル」ガスボンベの中身は、ほぼブタン(ノルマルブタン)が100%です。原理的には気温マイナス0.5℃まで使用することができますが、実際には気温が10度以下になると次第に火力が落ちていきます。
「ハイパワー(寒冷地仕様)」ガスボンベの中身は、
ブタンとイソブタンの混合、もしくはイソブタン100%と、プロパンの混合ガスとなります。
こちらも原理的にはマイナス11.7℃まで使用できますが、やはり氷点下を下回ると火力が落ちていきます。
* 前者は駄目! 後述
基本的に価格の差はガスの種類の差であると言えます。
なお、例えば同じ「ノーマル」のガスボンベに、メーカーによる価格差が生じるのは、いわゆるブランド価値による差であり、基本的に中身は同じです。
*表1:ノルマルブタン・イソブタン・プロパンの成分・特性一覧 参照
「ノーマル」ボンベに詰められるブタン(ノルマルブタン)、
「ハイパワー」ボンベに詰められるイソブタンとプロパン。
最も大きな違いは、ガスの沸点と蒸気圧です。
単位重量当たりの燃焼エネルギー(同じ量を燃やした際の熱量)には、ほとんど差がありません。
ガスボンベのガスは、沸点が低いものから順番に燃えていきます。
例えば安価なハイパワーガスの場合、まずイソブタンが燃え、次にブタンが燃えますので、例えば気温マイナス2℃の場所で利用した場合、イソブタンは燃焼できますがブタンは燃えることができずに、残ってしまいます。
* 後述
キャンプ用品などで、超寒冷地仕様としてプロパン100%のガスボンベが販売されています。これはプロパンの高圧に耐えられるボンベ缶でのみ実現ができることです。
詰め替え道具を使いプロパンガスを通常のカセットガスボンベに移すと、高圧により爆発する恐れがあるため絶対に行ってはいけません。
*Cambodiaの方法は、危険!
カセットボンベ 充填屋さん!
http://dxvacation.com/article/118528991.html
PS
災害セット?!
http://dxvacation.com/article/190736155.html
PS
おまけ
LPGは、プロパンとは限りません。プロパンのPでは無い。
LPガス(液化石油ガス:Liquid Petroleum Gas)
都市ガスはメタンを主成分に、エタン、プロパン、ブタンなどが含まれていますが、
LPガス(液化石油ガス:Liquid Petroleum Gas)はプロパンを主成分にブタン、プロピレン、エタン、ブテンなどが含まれています。
都市ガスに対応するガス器具には青いホースを、
LPガスに対応するガス器具についてはオレンジ色のホースをつけます。
私の使っているカセットガスボンベには、
LPG(液化ブタン)と書いてある。
更に、おまけ
DVDは、Digital Versatile Diskの略で、Videoの Vではない。
PS
2013/12/11 追記
TOHOスーパーブタンガスが売っていた(ダイエー)
3本 448円
ゴールド カセットボンベ

ドロップダウン
ドロップダウンとはボンベ内の液化ガスは周囲から熱を奪いながら気化します。
そのためバーナーを連続使用すると、この気化熱によりボンベは徐々に冷やされていきます。
ボンベが冷やされると液化ガスは周囲から熱を奪う事ができなくなり、気化しにくくなります。
これがバーナーの火力低下がはじまるドロップダウンと呼ばれる現象です。
# PS 2014/1/26
これの対策として、2本用意して、交互に使っています
TOHOスーパーブタンガス
配合比率は(ノルマルブタン30% イソブタン70%)35:65との話もありますが?
ちなみにどれくらい寒さに強いかというと
沸点
ノルマルブタン -0.5℃
イソブタン -11.7℃
プロパン -42.1℃
http://vanvan200.naturum.ne.jp/e1317311.html
# これでも、駄目でしょう。
イソブタンから先に燃焼し、ノルマルブタンが残る!
See 8.ガスは案外不便なものだと知る
http://gak.boo.jp/bike/bikeitem/bikecamp/index.html
PS
GAS CARTRIDGE
ガスカートリッジ
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/23.html
IP-250T
ハイパワーガス(小)
¥600(税抜)
NET:225g
特殊繊維の内張で気化促進効果の高いテクノロジーガス。オールシーズンで使用可能です。
□ ブタンガス約75%、プロパンガス約25%
http://www.i-cg.jp/product/konro/safety/
強制的にガスのカートリッジを機械的に外しちゃう
キャプテンスタッグ パワーインクリーザー
CB-250カセットボンベツーバーナー用 M-8816
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
価格: ¥ 2,694
http://amzn.to/2G4xlnD